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第5回合不合判定テスト:気合入りまくりの社会:2020月11月08日
今回の第五回合不合については、理科に続いて「社会」も。
(「国語」本題からは外れるが)
別に今回が特別では無いのだが、ここの所の四谷大塚は気合が入っている。
「合不合」しかり「YT」しかり。
その中でも、今回の社会は、まさに問題作成者の意気込みが沸々と伝わってくるような出題の数々。
【3⃣:問2】
二ヵ月前に誕生した「菅政権」の首相指名を問う問題なのだが、選択肢から【特別国会】【臨時国会】を選ぶもの。
受験生にとって「公民」は一つの関門で、なかなか馴染みが薄い部分なので難渋する人も多い。
そして、それは制度的細かさを聞く事も理由なのだが、普通「首相を選ぶ」という際に受験生が「選挙後」という意識があるので、今回の様な【総辞職➡首相指名】の場合にも【特別国会】を選んでしまう事が多い(大半)。
それを逆手に取っての問題だったのだが、まぁ大学受験とか(進学校の中学公民とか、あるいは公務員試験とか)ならともかくもという感じだが、実際に中学入試で出ないとは言えないので、止むを得ないと言えば止むを得ない。
【2⃣:問8】
そして、順序は逆になってしまうが、この問題。
問題文に投票用紙の写真があり(その中に第97回選挙とある)衆議院選挙か、参議院選挙かを問うのだが、
参議院選挙は1947年以降
3年毎に選挙
(3年毎に半数改選)なので、2020年-1947年=73年なので÷3をしても97回にはならない。
と言う素晴らしい理由で衆議院選挙が正解。
確かに、入試問題の社会も【ドント式】の計算をさせていた(実際に今でもさせる)りもするので、この手の事で驚いてはいけないのだろうが、写真を見て正解の条件を探して判断する問題………
何やら、前の【3⃣:問2】も合わせて、四谷大塚の作問者の気合いが嫌が応にもみなぎっているのが分かる出題だったのでした。