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答案の機械読み取りにご用心(2020年秋)


    以前も触れた、テストの機械読み取りだが、一年位経っての傾向も出てきたのでちょっとまとめておこうと思う。

    一年ほど前は、

    ①:字が読めないと×
    ②:漢字の留めはねにかなり正確性が必要
    ③:句読点もかなり煩い感じ

    という、どちらかと言えば、正解答案(参考答案)に結構忠実な感じの内容以外は「×」を付けられる傾向があったのだが、ここのところ(2020年秋)の傾向として

    ④:字は多少崩れていても〇
    ⑤:留めはねもユルクテモ○
    ⑥:句読点は無くても読んでくれる。

    とかなり”易しく”なってくれている。
    そのために、以前の様な杓子定規な書き方で無くても点数が付く(減点がされない)のだが、逆に緩すぎて「サンズイ」が無くても「○」になっていたり、句読点の切れ目が無くても減点されていなかったりと、「???」という部分も感じられるようになった。

    それでも、生徒さんの中には「機械には優しさはないのか!?」と名言(?)をのたまう方もいらっしゃったが、確実に【答案の機械読み取り】は振れ幅を持ちつつも進化していっているようであります。