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宇治拾遺物語:「検非違使忠明のこと」のテスト問題の解答


    (1)

    イ)しとみ(格子の内側に板を張った戸)

    ロ)わらんべ(若者たち)

    (2)

    イ)検非違使( 日本史選択者などは必須の漢字となるが、定期テストではこの手の漢字は書ける様にしておくのがコツ)

    ロ)太刀

    (3) イ)若かり ( 通常の形容詞の活用は「く く し き けれ」だが、下に助動詞が来た場合には補助活用となる。下は「ける」と連用形に接続する過去の助動詞であるために、「若かり」と活用させる。)

    ロ)ゐる ( 下にある「ように」は比況を表わす助動詞である。この助動詞は連体形に接続するために「ゐる」となる。※但し、最近は助動詞「ように」を省いている場合も多いので、必須の助動詞と言うよりはこの文章におけるテスト対策的な意味合いで覚えておく方が良いだろう。 )

    ハ)往に ( 「往」はナ変であり、下に助動詞「けり」が来ているために連用形に直す )

    ニ)見 ( 「見る」はマ行上一段動詞であり、下に助動詞「けれ」が来ているために連用形に直す )

    (4)

    お堂の方への登ると、お堂の東の端にも(若者たちが)沢山立って向かいあったので、

    「御堂ざま」の「ざま」を「~~の方に」と訳する事。「東のつま」の「つま」を「端」と訳する事。「たれば」の「ば」は「たれ(完了の助動詞「たり」の已然形)」+「ば」なので、「~~ので」と訳す。)

    (5)

    イ)驚きあきれる(「あさまし」は古文単語としては必須)

    ロ)風に支えられて(「しぶく」は「渋い」→渋滞の意味で、この場合には支えると言う意味に転化)

    ハ)そっと

    (6)

    イ)格助詞

    ロ)完了の助動詞「ぬ」の連用形

    ハ)ナ変動詞「往ぬ」の連用形

    ニ)完了の助動詞「ぬ」の連用形

    以上から、ロ)とニ)

    (7)

    ①:今は昔

    ②:説話物

    ③:本朝(ほんちょう)

    ④:震旦(しんたん)

    ⑤:天竺(てんじく)

    ⑥:芥川龍之介

    (8)

    ①:清水寺の橋のたもと

    ②:蔀

    ③:清水の舞台から飛び降りる