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接続助詞の「ば」
・接続助詞「ば」は文章の中に良く出てくるものなので留意したい。
・【未然形+ば】は、仮定の意味として使うのだが、一番注意したいのは、過去の助動詞「き」の未然形である「せ」+「ば」の時。この場合は、「せば」「まし」という形で反実仮想の「まし」と一緒の場合が出てくるからである。
・「已然形+ば」は、「理由・原因」「偶然条件」「恒常条件」と3つあるが、そのどれかは文脈から推し量る必要がある。
例えば、正岡子規の「柿食え
ば
鐘が鳴るなり 法隆寺」という俳句の場合に、「柿を食べると何時も」なのか(恒常条件)?
それとも、「柿を食べたら偶然に」なのか(偶然条件)?なのかという具合である。
(この俳句に関しては、「偶然」との理解)
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