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「か」から始まる難読語


    諧謔:かいぎゃく:ユーモアや面白さの事。

    邂逅:かいこう:思いがけない出会いの事。

    膾炙:かいしゃ:広く言われている事。(【人口に膾炙する】。「人口」である事に注意。)

    晦渋:かいじゅう:難しくて不明瞭な事。

    懐柔:かいじゅう:手なづける事。(「敵に対する懐柔策」)

    灰燼:かいじん:灰や燃えカスの事。(七宝万宝さながら灰燼となりにき:方丈記第二段)

    傀儡:かいらい:操り人形や手先の事。(「某国の傀儡政権」)

    乖離:かいり:距離がある事。(「現実と乖離した考え方」)

    界隈:かいわい:周辺の事。(「先斗町界隈」)

    矍鑠:かくしゃく:年を取っても元気な事。

    陽炎:かげろう:地面から立ち昇る気流の事。

    苛酷:かこく:厳し過ぎる事。(【過酷】とも書く。「過酷な労働」)

    瑕疵:かし:傷の事。(【瑕疵担保責任(かしたんぽせきにん)】:改正前民法570条)

    気質:かたぎ:性質の事。(「職人気質」)

    堅気:かたぎ:真面目な事。(「堅気の商売」)

    渇仰:かつごう:心から深く信仰する事。

    恰好:かっこう:丁度良い事。(「格好の標的」「恰好の良い服装」)

    喝采:かっさい:やんやと声を出して誉める事。(【拍手喝采】)

    喝破:かっぱ:見破る事。真理を明らかにする事。

    闊歩:かっぽ:ゆっくり歩く事。

    刮目:かつもく:注意してみる事。(【士別れて三日なれば即ち更に刮目して相待つべし】)

    画餅:がへい(がべい):役に立たない事。(「計画が画餅に帰す」)

    看経:かんきん:お経を音読では無く、黙読する事。

    間隙:かんげき:すきまの事。(「間隙をぬって反撃する」)

    箝口:かんこう:発言をさせない事。(【箝口令】)

    緩衝:かんしょう:二つの物の間を和らげる事。(「緩衝材」「緩衝地帯」)

    完遂:かんすい:完全にやりとげる事。

    旱魃:かんばつ:雨が長く降らない日照りの事。(「旱魃による凶作」)

    完膚:かんぷ:完全な皮膚の事。(「完膚なきまでに勝利する」)

    貫禄:かんろく:身に備わった雰囲気や威厳の事。

    「か」から始まる難読語



    義捐:ぎえん:公共のための寄付の事。(「災害の義援金」)

    麾下:きか:命令に従う状態にある事。

    危惧:きぐ:心配する事。(「失敗の危惧」)

    気障:きざ:人の気持ちを乱すような事。

    帰趨:きすう:行き着く先の事。

    毀損:きそん:壊す事。(【名誉棄損】)

    忌憚:きたん:遠慮がある事。(「忌憚のない意見」)

    拮抗:きっこう:勢力が同じくらいの事。(「勢力が拮抗する」)

    生粋:きっすい:余分なものが入っていない事。(「生粋の江戸っ子」)

    詭弁:きべん:ごまかすための話の事。(「君の意見は詭弁だ」)

    欺瞞:ぎまん:人の目をだます事。

    華奢:きゃしゃ:姿や形が細くて弱い事。(「華奢な体つき」)

    糾弾:きゅうだん:罪を問い、責める事。

    驚愕:きょうがく:非常に驚く事。

    胸襟:きょうきん:心の中の事。

    教唆:きょうさ:そそのかす事。(【殺人教唆】:刑法)

    強靭:きょうじん:しなやかで強い事。(「強靭な肉体」「国土強靭化」)

    矯正:きょうせい:悪い部分を直す事。(「歯を矯正する」)

    去就:きょしゅう:動向の事。(「総理大臣の去就」)

    僅少:きんしょう:わずかな事。

    「く」から始まる難読語



    寓話:ぐうわ:教訓を含んだたとえ話や物語の事。(【イソップ寓話】)

    曲者:くせもの:油断できないものの事。

    功徳:くどく:神や仏による恵みの事。

    愚弄:ぐろう:馬鹿にしてからかう事。

    謦咳:けいがい:咳払いをする事。

    炯眼:けいがん:(光る眼の意味)鋭い眼力の事。(「慧眼」を使う)

    敬虔:けいけん:敬いつつしむ事。(「敬虔なキリスト教徒」)

    軽佻:けいちょう:あさはかな事。(【軽佻浮薄(けいちょうふはく)】)

    稀有:けう:めったにない事。

    怪訝:けげん:不思議な事。

    解脱:げだつ:悟りを開く事。

    健気:けなげ:殊勝な事。

    懸念:けねん:不安な事。

    狷介:けんかい:人と仲良くしない事。

    乾坤:けんこん:天地や陰陽の事。(【乾坤一擲(けんこんいってき)】

    牽制:けんせい:相手を引きつけて抑える事。(「牽制球を投げる」)

    譴責:けんせき:過ちを戒める事。(「譴責処分を受ける」)

    還俗:げんぞく:出家(僧)から俗人に戻る事。(「還俗将軍の足利義教」)

    倦怠:けんたい:飽きる事。(「倦怠期に直面する」)

    言質:げんち:証拠となる言葉や発言の事。(「政治家の言質を取る」)

    絢爛:けんらん:きらびやかで美しい事。(【豪華絢爛(ごうかけんらん)】

    眩惑:げんわく:めがくらみ惑う事。

    「こ」から始まる難読語



    語彙:ごい:単語の総量の事。(「国語力の向上には語彙が必要」)

    巷間:こうかん:世間・世の中の事。

    嚆矢:こうし:先駆けの事。(「Youtuberの嚆矢、ヒカキン」)

    幸甚:こうじん:非常に幸いな事。

    巧緻:こうち:非常に精巧で緻密な事。

    膠着:こうちゃく:動きが止まる事。(「膠着状態を打破する」)

    拘泥:こうでい:こだわる事。

    更迭:こうてつ:仕事や職責を変えさせる事。(「失敗により、副社長を更迭させる)」
    口吻:こうふん:くちぶりや言い方の事。

    傲慢:ごうまん:自分の能力に自信を持ち他人を見下す事。

    涸渇:こかつ:資源や物資がなくなる事。

    沽券:こけん:値打ちや対面の事。(「沽券にかかわる」)

    糊口:ここう:生活をする事。(「糊口をしのぐ」)

    古刹:こさつ:古く由緒がある寺院の事。

    炬燵:こたつ:コタツの事。(「炬燵に入ってミカンを食べる」)

    克己:こっき:自らを制御する事。(【克己心】)

    誤謬:ごびゅう:あやまりの事。(「合成の誤謬」)

    勤行:ごんぎょう:読経などのお勤めの事。

    混交:こんこう:入り交じっている事。(【玉石混交】)

    今生:こんじょう:この世の事。(「今生の別れ」)

    渾身:こんしん:全身の事。(「渾身の作品」)

    混沌:こんとん:不明瞭で区別が難しい事。(「情勢は混沌としている」)

    紺碧:こんぺき:黒みがかった青色の事。(「紺碧の空」)