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「予習シリーズ6年」にプラスして



    予習シリーズは非常に良い教材であり、特に、「予習シリーズの国語6年」は「上巻」で「漢字1005語」をまとめてある他、「熟語の成り立ち」や「文法事項(「れる・られる」の可能動詞など)」「手紙」などと、中学受験に必要な事を網羅していて非常に使い勝手が良い。

    しかしながら、「四字熟語」「慣用句」については手薄な感じでもあり、ただ「予習シリーズ6年」だけを使っていると、これら「四字熟語」「慣用句」に対応するのはちょっと辛い部分もある。
    近時、中学受験の語句・漢字について、従来よりも強化してきている印象もあるので、(学校を問わず)かなりハードな「四字熟語」などが聞かれてくる事も見受けられている。
    単純に「読み」や「意味」だけであれば良いのだが、空欄を埋める「書き」で出る場合もあり、なかなかシンドイ傾向ではある。

    もちろん、難しい問題は「捨て問」あるいは「出来る人だけ」という事でスルーして良いのだが、実際問題として語句・漢字での難化傾向をそのまま放置も出来ないので、これに対しての対策は必要になってくる。

    では何をプラスすれば良いのか?

    それは「四谷大塚」でも「(四谷系のテキストを使う)早稲田アカデミー」であっても、推奨される教材の一つである「四科のまとめ」の「国語」である。
    あるいは、「四谷系」の教材は飽きたと言うのであれば、市販の(アニメや漫画のキャラクターを使った)「四字熟語・慣用句」の本でも良い。
    なんであれ、「予習シリーズ」だけでは足りないとなると、(生徒の方も、保護者の方も)ゲンナリくるものだが、ここは止む無しということで日々の地味な努力の中に加えて貰いたいものの一つではあると思う。

    (無論、早稲アカでは、教室により、先生により、「色々と補充プリントや冊子の類が山ほどあります」という場合もあると思うので、そういう場合には、教室の先生と相談をした方が良いとは思いますが、一応の問題意識としてそう言う点もあると言う意味で。)