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小論文には何を書くのですか?


    小論文に書くことは決まっています。

    ①:まず、結論。

    これは、最終的に自分が何をどう考えるのか、と言う「自己の主張」や「自己の考え」です。 そして、これは至ってシンプルな内容になります。
    (例えば、自分はウナギが大好きです。or 自分はウナギは日本の重要な文化だと思います。となります)

    ②:次に、自分の意見・考えの理由・根拠

    自分の意見(結論)に理由や根拠が無ければ、幼児がデパートでオモチャ買ってと騒いでいて、 「何で?」と聞いても「買って~~いいから買って~~」と泣いているのと変わりありません。
    年齢相応の思考力や表現力を問われているわけですから、「○○なので」と言う形で(他の形も色々ありですが)自分がその意見になる理由を書く必要が出てきます。
    (例えば、ウナギは栄養が高く、縄文時代から食べられていた日本の伝統的な食事だからです。などとなります)

    ③:自己の意見に対する別の意見や反対の意見

    理由や根拠があると言っても自己の意見だけでは非常に主観的な意見になってしまいます。
    相手に対して説得力を持った意見とするためには、他者の意見や視点も必要になってきます。
    この際に、自己の意見を補強する意味での(味方になってくれる)理由や根拠を掲げるのも一つでしょうし
    反対の意見を挙げるのも一つでしょう。
    これは、どちらが良いと言うよりは、出来れば両方書けると、それだけ判断の材料が増えるので説得力が増した論文になってきます。
    (例えば、ウナギは世界的にも減少しているが、日本人が食べている事で減少に拍車がかかっているので、ウナギを食べるのは止めた方が良い。とか
    日本だけでなく、スペインやポルトガルと言った海洋国では日本とは料理方法が違いますが、ウナギを古くから食べています。と言う感じになるでしょう)

    ④:③に書いた反対意見や別の意見に対する、自己の立場からの意見(再反論)

    自己の意見に対する反対意見をそのままにしておいては、何のためにその意見を載せたのか分からなくなります。 ある意味「敵」の意見をそのまま載せていて何もしないのは、自分の意見が「負けた」と言う事になってしまいますから、 当然、その反対意見に対して反論を試みる(説得を試みる)事になります。
    そして、ここが一番小論文での「肝(きも:「かん」とは読みません。老婆心ながら:ポイントと言う意味ですね?)」になりますが 、しっかりと反対の理由を書くことです。単に感情論とか、その反対意見が嫌だとかと言う事では説得力が欠けてしまいます。 ここは丁寧に相手を立てつつ自分の意見を紳士的に書きましょう。
    (例えば、確かに、世界的にウナギの稚魚であるシラスウナギは減少しているとの報告もある。 しかし、日本においてもウナギの生態系の研究やウナギが日本に還って来る経路の探索などを通じて、ウナギの(完全)養殖への道筋をつけようとしているし、 先ほど触れたように日本では縄文時代から食べられてきた日本の重要な文化の一つでもあるから、ウナギの減少を重く受け止めつつもウナギを食べる事を むやみに止めるべきではないと考える。くらいですか)

    ⑤:具体例

    これは、自己の意見なり、反対意見なりに主張だけでは無くて、具体例を盛ると更に説得力を増すと言う事からですが、 ここの部分も適切な例を挙げる事が出来れば大きなポイントになるでしょう。
    (先ほどの例で言うならば、「日本人がウナギを乱獲している具体的な量とか」が書ければ反対意見としてはポイントが高いですし、 「ウナギ養殖の道筋の過程」が書ければ自己の意見(賛成意見)としてはポイントが高くなるでしょう)

    と言う具合に、簡易な例も持ち出して説明としましたが、

    ①:結論
    ②:自分の意見の根拠
    ③:反対意見(or その他の意見)
    ④:再反論
    ⑤:具体例

    に注意しながら書いていくと、結構スルスルと小論文を書くことが出来るようになってきます。