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歴史的仮名遣い(れきしてきかなづかい)





    ①は、「やゆよ」「わをん」という現代とは違って他があるという部分で意識をする必要があるが、もう一つ動詞の「ゐる」が出てきた時に「ワ行」と結びつける事が大事になる。

    ②は、音読する際に注意すべき部分。「いかがはせむ」と書いてあっても、口に出すときは「いかがはせん」と読む。

    ③と④は、重要である。
    特に、単語の頭に来ない ➡ 単語の中や、単語の末尾などに入っていた場合に気が付くかどうかがポイント。
    また、③⇒④の流れで変化するものもあるので、ここの仕組みを押さえておけば歴史的仮名遣いで混乱することは少なくなるだろう。


    古文で最初に学習する(と思われる)歴史的仮名遣いであるが、概ね上記の点に気を付けておけば良いだろう。
    残念ながら(?)古文での歴史的仮名遣いで神経をとがらせるのは、最初の授業や、それが出てきた時のテスト範囲位なので、ある意味割り切った視点で観ていけば良いような気がする。
    もっとも、大学入試や高校入試で「単語の読み」を答えさせるというのはチラチラ出ては来ているので、その辺は、実際に自分の志望する学校次第で判断をしていくということだろうか。