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偏差値「48」「56」「64」「72(69)」


  • テストの点数とは別に存在する「偏差値」は自分がどの段階にあるのかを知る上で(示す上で)非常に便利な存在であります。 (もちろん、データの母集団が減ってくると機能はしなくなるので、少子化でのデータがどうなるのかは微妙ではあるものの)

    その中で、大まかな指標として偏差値「48」「56」「64」「72(69)」と言うのを一つの目安にすると良いかな?と言う部分を。

    偏差値「48」
    基本的に偏差値48と言うのは、勉強をしているが穴があると言う段階。”勉強”と言うジャンルで一通り満遍なく勉強をすると大体50近辺と言う感じになるので、 偏差値48位と言うのは、まずは勉強がそこそこ板についてきたと言う部分でしょう。
    (もう少し、単純に言うと、各単元の公式をしっかり覚えているとか、文法上の理解が進んでいるかと言う段階でしょう)

    偏差値「56」
    次に、偏差値56近辺となると、これは実際に様々な問題集などの問題に取り組んで「そこそこ解答が出来る」と言う感じ。
    (教科書レベルの平易な問題集であれば、ほぼ出来ると言う段階だろうし、受験レベルだとレベルが3段階あれば3つ目の方は難しいが前2つのレベルはほぼ出来ると言う段階)

    偏差値「64」
    偏差値64レベルとなると、相当に難しい問題もサクサクこなしていて、 志望校レベルのカテゴリーから言うと上から2つ目位の学校を目指すような実力を付けつつあると言う事になってきます。
    (人によっては、単語帳や社会の用語集などは殆ど覚えてしまったと言う様な人も出てくるでしょうし、 問題集や教科書も「どこのどこ」「ここのここ」などと自分で箇所を指定して質問できる様な段階でもあるでしょう)
    このレベルの人は、どうしたら次の段階「偏差値72(69)」に行けるのか?を考えて欲しいですが、それは問題集云々と言う事では無くて、 それ以外の教材や書籍を読んで自分のキャパを広げると言う事に取り組むと良いでしょうね?
    基本的に、偏差値70近辺の壁を超えていくのは、そういった「教養面」と言った部分による細かい補正がされているかどうかが大きい様な気がします。
    (要は、色々な事を良く知っていると言う事)

    偏差値「72(69)」
    このレベルは、受験生としては所謂「神」などと表現される段階の人達になります。出来ない問題などは殆ど無く、 受験レベルの公式や問題と言うよりは、それ以上の問題や現実社会にリンクする問題などをどう解くかなどが出来る(出来得る)段階を目指していると言う感じでしょう。
    (要は、「医学部」「東大」「慶早」「開成」「女子学院」とかそう言うレベルですな)

    番外編 偏差値「42」近辺
    このレベルは、問題への取り組みが甘いと言う一言。覚えるべき事を覚えていない(要するに勉強してない。勉強した事にならないレベル)と言う段階。
    正直、色々とやっているけれども偏差値がこのレベルと言う人(生徒さん)は、先ずは「嫌々ではなく」何とか「勉強をしよう」と言うモチベーションを上げていく必要が大いにあると………
    (やる気はあるけど、偏差値がこのランクの人は何かやり方が間違っている筈)
    もちろん、このレベルの偏差値で合格する学校もりますが、そこに行く事に「何のメリットがあるのか」は慎重に考慮する必要があるかと。

    < すすむ空洞化 >

    と言う様に偏差値を輪切りにしてきましたが、以前とは違い、最近の偏差値は「52」位の辺りが実質空洞化してきていると言う事を思ったりもします。
    (あくまで、体感レベルでの話ではありますが。)
    試験の点数と偏差値は相互に関連しているもので、ただの数字と言えばそれまでですが、それでも一定の機能を有している点では優れたものであります。
    その中で、偏差値52~56位の標準に勉強をして、色々な知識を有している層が何となく減っている?と言うのは、 それまで比較的平準化していた日本の社会において変化が生じて生きている事の暗示であるかもしれません。
    それは、単純に二極化と言えば二極化ですが、当然、上の方の層は少ない訳ですから、単純に上下が同じ「砂時計」の様な形ではなく、下が大きい「砂時計」の様な状況か?と 思うと、真ん中の部分をどうやって埋めていくのかと言うのがこれまた大きな問題になるのだろうと危惧する部分でもある訳です。
    別に真ん中が無くても良いとも言えそうですが、社会において真ん中の層が無いと言うのは、相当に歪な感じがするのですが…………???
    そうなならないように、学生の皆さんには「勉強の習慣」を多少は身につけて欲しいと。