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課題論文のチェックポイント


    AO入試の課題論文のチェックポイントを載せておきます。

    ①:自分が何をしたのかが書かれているの事

    これは、経験として自分がして来た事(過去の事)を書くのか、課題として何か実験をした結果なのかは関係が無く、とにかく書いた内容についてです。

    ②:その内容(成功であれ、失敗であれ)についての過程がしっかりと書かれているか

    結論だけを書く人はいないかとも思いますが、過程や手順について順を追って書いてあるか?を確認しましょう。
    無論、順序を換えた方が効果的であると言う判断であれば、そちらの方を優先ですが。

    ③:その過程で自分が工夫した事や、成功に結び付けるための方法について書いてあるか

    ただやったら出来てしまったと言う事は、余り無い筈なので、いかに自分が苦労したか(知恵を絞ったか?)と言う事について丁寧に書いていきましょう。
    ある意味、論文での一つの山場です。

    ④:その中での自分の心理について触れているか

    これは、書くべき場合と書いてはいけない場合とがありますが(特に理系の課題論文においては注意が必要です)、 基本的には触れてある方が試験官にどの様な人物であるかが分かりやすくなります。

    ⑤:何を得たのか

    「客観的」に何を得たのか。例えば、留学して語学能力が上がった。何がしかの賞を獲得した。実験の結果この様なデータになった。等々。

    「主観的」に何を得たのか。例えば、語学能力が向上する事で今まで考えもしない事を深く考えるようになった。 賞を得る事で努力が報われる事を実感した。実験のデータに驚いた。等々
    (これらの事は、「良くやった!」「感動した!」などの単一な感情と言う訳にはいかないので、結局は先の「客観的な事」と関連しての自分の意見と言う事に繋がります)

    ⑥:これらの事を踏まえて自分は(大学・学部で)何をしたいのか

    最終的に、大学に入って何をしていきたいのか、と言う事へ繋げていきます。