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AO入試で出される課題で注意すべき点


    AO入試での「課題」を書く際に注意したい事として

    ①:自己の思想を問う

    「自己の思想」を問うなどとすると、非常に大げさな感じに受け取られてしまうが、実際にAO入試で試験官の関心の一つはこれである。 なぜならば、AOは合格を出す側(すなわち採用する側)と受験する側との「お見合い」と言う要素が色濃く、 両者の考え方がしっかりと合致するか(あるいは、完全でないにしてもかなりの部分で共通点があるのか)と言う部分は押さえておきたいポイントである。 もちろん、これは何か大仰な自分独自の思想(宗教的な確信に近いような何か)を打ち立てる事を問うものではない。 そこで求められているのは、大学や学部のポリシーに沿う考え方を持っているのか?と言う事である。 そして、ここで重要なのは、「大学のパンフレット」や「大学のHP」に記載されている「建学の精神」や「創立者の理念」と言ったものをしっかりと反映したものであるか。 すなわち、自己の思想がそれらに反しないかと言う点をしっかりと吟味していくという作業が必要になってきます。

    ②:自己の体験・経験

    これは、どちらかと言うと志望理由書の方で書くべきでは?と思われている方も多いようですが、課題の趣旨からして明確に排除すると言うものでない限りは 自己の体験や経験を盛り込んだ形の方が良いかと思います。 なぜならば、その様な体験や経験が持ち込まれた文章を通して試験官側が受験者の性格や人格(要するにひととなり)を知る手がかりともなりますし (ひいては、それが面接での素材となる事にも繋がる)、論文における具体例の一つとしての役割を果たす事にもなるからです。 論文作成においては、「抽象→具体」or「具体→抽象」と言う事を意識する必要も出てきますので、自己の体験・経験は非常に重要なカギを握ってきます。

    ③:大人

    「AO入試の要素は就職試験的である」と言う事を考えると、ある事柄にひたむきに打ち込む情熱も重要ですが、それを客観視できる冷静さも求められてくることになります。 もちろん、(面接の際も含めて)あまりに冷静過ぎるのも学生らしくないと言うひと言になってしまうので、そのバランスが難しいのですが、 要するに、”情熱と冷静のハザマ”と言うスタンスを出せるかどうか(そこを小細工しろとは言いませんが、巧く立ち回れる人は見せ場の一つにはなります)。 その様な意味で「大人」と言う視点を持つという事もAO入試においては大きな位置づけを持ってくることになります。